ご高齢の慢性心不全予防
ご高齢で、足がやせた、長く歩けない、足がむくむ、体が冷える、食欲が無い、息が切れる、動悸を感じる、など一見心臓とは直接関係が無さそうな体調も含めて、実は慢性心不全が原因のことはよくあります。
心臓は体中へ血液を送るポンプです。慢性心不全はそのポンプの力が低下した状態です。脳、胃腸、手足、その他全身全て、必要にして十分な血を心臓からもらえて初めて、酸素と栄養が満たされ良好に機能します。
ご高齢の慢性心不全は、本人も家族も歳のせいで仕方ないと思いそのままにしてしまうこともあり、せっかくの命を縮めてしまう可能性もある深刻な病気です。
当院では慢性心不全の有無について、ご体調の確認や診察とともに、体への負担が少ない検査を組み合わせて総合的に検討致します。
ご高齢の慢性心不全は、お薬や日常生活のアドバイスなどを含めた定期通院管理により、次第に回復して元気を取り戻せることもありますので、少しでもご心配の方はお気軽に受診をされご相談下さい。